中国生物多様性保全と緑の発展基金会 (CBCGDF):簡介
中国生物多様性保全と緑の発展基金会 (CBCGDF)は1985年に設立され、当時絶滅した在来種であるミル鹿(ダビデの鹿、Elaphurus davidianus)を英国から中国に再導入することから始まりました。英国のウォバーン修道院から贈られたミル鹿の帰還を歓迎するために、中国は中国人民政治協商会議(CPPCC)の副議長3人によって「中国ミル鹿基金会」を設立しました。後に、国際連合の「生物多様性条約」(CBD)の成立に伴い、基金会はその使命を拡大し、「中国生物多様性保護と緑の開発財団」と改名しました。2024年までに、CBCGDFは生物多様性保護の国内有力な組織となり、社会の様々な部門を動員して積極的に生物多様性の保護に参加しています。
中国生物多様性保全と緑の発展基金会 (CBCGDF) のミッションは、「この世界をすべての生命にとってより良いものにすること」です。CBCGDFは国際自然保護連合(IUCN)、グローバルジェノム生物多様性ネットワーク(GGBN)、国際連合グローバルコンパクトのメンバーです。また、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、生物多様性に関する条約(CBD)、国連による砂漠化防止条約(UNCCD)、ラムサール条約、食料及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約(ITPGRFA)、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、国際海底機関(ISA)、ストックホルム条約の観察団体であり、また、渡り鳥の保護に関する条約(CMS)の最初の中国の非政府組織パートナーでもあります。さらに、グローバル生物多様性情報施設(GBIF)のデータ発行者でもあります。
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